堤真一主演の日曜劇場「GIFT」は低発進もTBS側は強気、パラスポーツ初挑戦の意義を強調

InstaNews編集部

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GIFT主演の堤真一

TBSが誇る看板枠、日曜劇場の最新作「GIFT」が、数字の面で厳しい現実に直面しています。今月12日に放送された第1話の平均視聴率は、世帯9.4%、個人5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同枠の初回放送としては、2022年の「アトムの童」以来となる1桁台の記録となりました。続く19日の第2話も世帯8.7%、個人5.3%とわずかに数字を下げ、苦しい滑り出しとなっています。

俳優の堤真一が主演を務める本作は、孤高の宇宙物理学者が車いすラグビーの世界に触れ、仲間や家族との絆を見出していく感動の物語。山田裕貴や有村架純といった豪華な顔ぶれが脇を固め、日本車いすラグビー連盟が全面協力するという、TBSにとってもパラスポーツをメインに据えた初の意欲作です。

SNS上では放送中から絶賛の声が相次ぎましたが、それが世帯視聴率という数字には直結していません。関係者の間では、近年のヒット作である「ザ・ロイヤルファミリー」や「リブート」といった華やかなスケールの作品が続いた後だけに、本作の硬派な作風がライト層には少しハードルが高かったのではないかとの見方も出ています。

しかし、TBS内部に焦りの色は見えません。ある局関係者は、視聴習慣の変化で配信の重要性が高まっている現状を指摘した上で、今回の低調なスタートも想定内だと語ります。競馬を題材にした前作と比較されることも承知の上で、パラスポーツという挑戦的なテーマを本格的にドラマ化したこと自体に価値があるという自負があるようです。

局内では、7月からスタートする2クール放送の超大作「VIVANT」続編への橋渡し役としての期待も寄せられています。22日に行われた定例記者会見でも、今後の物語の展開に強い期待が示されました。数字だけでは語れない熱い人間ドラマが、ここからどこまで視聴者の支持を広げていけるのか注目が集まります。

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