卓球男子・張本智和、18歳松島の急成長に手応え「初めて金メダルを狙える戦力」
卓球男子の世界ランキング3位、張本智和が27日、翌日からロンドンで開催される世界選手権団体戦を前に、羽田空港で取材に応じました。日本男子にとって57年ぶりとなる金メダル獲得へ向けて「初めて頂点を狙える戦力が整った」と、かつてない高揚感をのぞかせています。
その自信の裏付けとなっているのが、驚異的な成長を遂げている18歳の松島輝空の存在です。張本は自チームの布陣について、エース級が複数人控える層の厚さを強調。松島が2点起用に応えられる実力をつけ、さらに戸上隼輔が3番手に控えるという贅沢な構成は「中国やフランスであっても真似できない、他国にとって脅威の布陣」と胸を張りました。
かつては「可愛い後輩」だった松島ですが、1月の全日本選手権では張本を破って2連覇を達成。今や世界の頂点を争うライバルへと変貌を遂げました。張本は「卓球に関しては可愛げがなくなってきた」とジョークを飛ばしつつ、プライベートでも以前のように食事を奢らせてくれなくなったというエピソードを披露。賞金を手にするプロとしての自立を感じさせる後輩の姿に、目を細めていました。
松島もまた、最近では張本と卓球の技術論を交わす機会が減ったと明かしており、互いを強く意識し合う緊張感がチームに良い刺激を与えているようです。張本は「今大会の間はずっと仲間」と語り、このチームで最高の結果を残すことが、今後5年から10年にわたる日本卓球界の黄金時代を築く第一歩になると、強い決意を口にしました。