旭山動物園の焼却炉に妻の遺体遺棄か、勤務する市職員が殺害示唆 GWの開園予定に影響も
日本屈指の人気を誇る北海道旭川市の旭山動物園が、かつてない激震に見舞われています。北海道警察は24日、同園の焼却炉に30代の妻の遺体を遺棄した疑いがあるとして、旭川市職員の30代の男から事情を聴取しました。男は動物園の勤務で、妻の遺棄を認めただけでなく殺害についてもほのめかす供述をしているといいます。
事態が発覚したのは、妻の関係者から「連絡が取れない」と警察に相談があったことがきっかけでした。警察は同日、園内の焼却炉周辺を捜索しましたが、現時点で遺体は発見されていません。市役所の担当者によると、この焼却炉は亡くなった動物を解剖した後に死骸を焼却するための施設で、通常は獣医師や飼育員のみが立ち入るエリアに設置されているとのことです。
現在は冬期営業を終え、今月29日からの夏季営業開始に向けて準備を進めている休園期間中ですが、目前に迫ったゴールデンウイークの営業に暗雲が垂れ込めています。市側は、警察が園内で捜査を続けている最中に並行して開園することは考えられないとしており、今後の捜査状況次第では再開を後ろ倒しにする検討に入りました。
動物の自然な姿を見せる行動展示で全国から観光客が集まる名所だけに、SNSでは予定していた旅行への影響を心配する声や、凄惨な事件の可能性に衝撃を受ける書き込みが相次いでいます。警察は遺体がすでに焼却された可能性も視野に入れ、慎重に裏付け捜査を進めています。