アリサ・リュウが語る4年後への本音と進化を遂げた師弟関係
ミラノ・コルティナ五輪で2冠に輝いたフィギュアスケート女子のアリサ・リュウが、自身のキャリアの先にある未来について揺れ動く心の内を明かした。先月の世界選手権は欠場したものの、日本で開催されたアイスショー「スターズ・オン・アイス」に出演するなど、リンクの上では変わらぬ存在感を放っている彼女だが、その視線の先には期待と不安が入り混じっているようだ。
米メディア「インタビュー・マガジン」の取材に対し、リュウは4年後にフランス・アルプス地方で開催される次回の五輪について言及。五輪という場所を最高の舞台と表現し、表現者としてその場に立ちたいという純粋な意欲を口にした。しかし、同時に現実的な壁も感じているという。4年という歳月の長さを理由に、先のことは本当に分からないと語り、代表選考を含め自分ではコントロールできない要素が多い中で、競技を継続しきれるか確信が持てないという複雑な心境を吐露した。
一方で、現在のスケート環境についてはかつてないほど充実しているようだ。マッシモ・スカリ氏ら現在のコーチ陣に対しては絶大な信頼を寄せており、彼らの存在がモチベーションの源泉になっていると語る。かつては指導者に対して恐怖心を抱いていた時期もあったというが、現在はチーム全体と対等に向き合えるようになり、精神的なストレスから解放されたことが競技への向き合い方を大きく変えた。迷いを抱えながらも、リュウは信頼するチームと共に自分自身のパフォーマンスを追求し続けていく。